葛飾区議会議員
沼田たか子
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実績

4年間の活動で実現したこと

葛飾区議会議員として、生活者ネットワークの一員として、日々の声や現場の課題に向き合ってきました。
制度や仕組みが、実際の暮らしの中で活きるように。
小さな改善でも、確かに届く変化をかたちにすることを大切に取り組んできました。

この4年間で実現した取り組みの一部をご紹介します。

医療・福祉の充実

制度があっても、生活の中で使いやすくなければ意味がありません。
現場の声をもとに、必要とされていた改善をかたちにしました。

( 01 ) 必要な支援に気づける相談先へ

障害者の方の相談先の名称が 「障害者福祉係」から「障害のある方の相談窓口」になりました。

制度名中心だった名称が、目的と対象が伝わる言い方に変わったことで、初めての方にも「相談できる場所がある」と気づきやすくなりました。

( 02 ) 見過ごされがちな世代の病気を支える

若年がん患者の在宅療養支援を新たに開始しました。

高齢者や障害者向けの制度はあっても、若い世代のがん患者には支援が届きにくい現状がありました。治療と暮らしを両立できるよう、医療と生活支援をつなぐ制度としてスタートしました。

( 03 ) 衛生を保ち、心身の健康を守ること

障がい者の訪問入浴が週1から週2へ

皮膚の衛生や健康管理に配慮しやすい制度になりました。入浴は体を整えるだけでなく、心の落ち着きにもつながります。

( 04 ) 治療後も自分らしく生きるために

04. エピテーゼ(人工乳房など)の購入費助成を広げました。

がんの治療後も、自分らしく過ごすための選択を支えます。温泉やプールなど、人前で着替える場面でも過ごしやすくなるように

子どもの権利を保障

子どもが自分らしく過ごし、安心して学び、意見をもつことができるように。
学校や家庭だけでなく、区全体で子どもの権利を支える環境づくりが少しずつ進んでいます。

( 01 ) 子どもの声と権利を守る

葛飾区子どもの権利条例が成立

子どもが意見をもつこと・尊重されること・安心して育つことなど、基本的な権利を区として明文化しました。 子どもが当たり前に守られる社会の仕組みを、制度として位置づける大きな一歩です。

( 02 ) 日常から性別の壁をなくす

区立小・中学校で、男女混合名簿が100%実施されました。

出席番号などの名簿が男女別ではなくなり、日常の中での「区別される感覚」が少なくなりました。ジェンダーにかかわらず、ひとりの子どもとして受け止められる環境が整ってきています。

( 03 ) 食べる機会は、すべての子に

給食費の無償化が実現しました。

家庭の経済状況にかかわらず、すべての子どもが同じように食事の時間を過ごせるようになりました。「食べること」が学びや育ちの土台であるという視点からの取り組みです。

( 04 ) 行きづらい日の居場所をつなぐ

不登校に関する情報をまとめたパンフレットを作成しました。

学校に行きづらい子どもや保護者が、制度や相談先を探す手がかりになるようにまとめられています。必要なときに必要な支援につながる、入口としての資料です。

情報公開と区民参加が前進

誰がどこで何を決めているのか。
まちづくりに関わる情報が、見えるようになればなるほど、参加のきっかけも生まれます。
少しずつではありますが、「知る・関わる」ための環境づくりが進んできました。

( 01 ) 議会の情報を届ける

区議会の委員会資料が公開されるようになりました。

これまで限られた人しか知り得なかった議論の内容が、誰でも閲覧できるようになりました。議会で何が話し合われているかを、自分の言葉で捉えることができます。

( 02 ) まちづくりの場を開く

まちづくりに関する勉強会へ、どなたでも参加できるようになりました。

これまでは一部の関係者のみが対象だった勉強会を、一般に開かれた場へと見直しました。自分の住むまちの未来について、知る・話す・つながる機会が広がっています。

( 03 ) 子どもに情報を届ける

葛飾区ホームページに「子どものページ」が新設されました。

子ども自身が情報にアクセスできるよう、平易な言葉とデザインでまとめられています。区のお知らせや仕組みを、子どもの目線でも受け取れる取り組みです。

農業

都市の中にある農地を、地域の営みとして次の世代につなげていくには、農業を身近に感じる経験が大切です。
楽しみながら知る・関わる機会を支える取り組みです。

( 01 ) 子どもの声と権利を守る

野菜収穫オリエンテーリング事業の予算を増額しました。

区内の畑で野菜を収穫しながら農業や食に触れるこの体験事業は、子どもや親子に人気があります。 参加希望が増えている実情をふまえ、受け入れ体制を広げるために予算を見直しました。